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高野 玲(たかの あきら)

 

 

1973年生。

 

幼少よりバイオリンに触れる。楽しみ程度に10年程続ける。基本的に譜面を読むのは苦手で、ひたすら耳コピーで曲を覚えて、よく先生に叱られる。

 

小4の時、当時の歌番組「ザ・ベストテン」に出演したチェッカーズに衝撃を受け、サックスとドラムに興味を持つ。

​翌年、近所の中学校の吹奏楽部の演奏会が小学校の体育館で催され、圧倒的なドラムの迫力のトリコになる。そのころからラジオにハマり、チェッカーズの番組で流れるオールディーズやモータウン、ロックやカントリー等のアメリカ音楽に刺激を受ける。

中学校に入り、吹奏楽部でパーカッションを担当しつつ、部長等の役職にも就く。

高校では管弦学部に所属し、暫く休んでいたバイオリンに再度取り組む。ここでようやくまともに譜面を読み始める。100人を超えるオーケストラでコンサートマスターを努め、チャイコフスキーやブラームス等の曲に取り組む。

大学に進学するが中退。ハードロックバンドで、当時としては珍しく、インディーズカセットの制作や自主企画ツアーを行う。

 

音楽の好みがロック、フュージョン、ジャズへと移行。バークリー音楽院を目指す。ドラムは独学だったため、入学条件の「楽器の専門的な教育を1年以上受けている事と、その講師からの推薦状」に引っかかってしまう。そこで、入学後に楽器を変更できる、との情報を得、TOEFLで500点以上をゲットし、1997年にひとまずはバイオリンで入学。半年間、ジャズ・バイオリンを習う。

最初2ヶ月間は実生活での英語がまるでできなかったため、アンサンブルの授業の部屋が変更になったことがわからず、半年間、間違ったアンサンブルのクラスに出てしまう。非常にハイレベルなクラスで(当時は全くわかっていなかったが、サルサやジャズラテンのクラス)、インプロビゼイション(即興演奏、アドリブ)の洗礼を受ける。

半年後、周囲の反対を押し切りパーカッション科に変更。様々な打楽器の奏法を学ぶ。

ジャズ理論やクラシック理論の勉強にも励む。調子に乗って、かなりハイレベルな理論のクラスを取ってしまい、ちんぷんかんぷん。コード楽器(ピアノやギター)の出来ない自分の作曲の感覚の限界を知る。そこで演奏やストリングス・アレンジの腕を磨く事にした。

2000年、Magna Com Laude(どうやらラテン語らしい。訳すと「優等生」らしい。上から2番目。でも、いっぱいいる)として卒業。

みそ汁恋しさに即帰国。

 

以降、ライブ、レコーディング、セッション、ストリングスアレンジ、DTM(Desk Top Music、いわゆるパソコン音楽)等で活動中。時には居酒屋の片隅でカホンを叩く事も (^ ^)。

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